若いころは気にならなかったけれど、歳をとると口の臭いが気になりますよね?
特に中年男性の口臭は、若い女性にとってはかなり嫌なもので、上司と話をするときは、なるべく息をしないなんて人もいるくらいです。
口臭は、口に中の雑菌が原因だと言われていますが、口臭予防の歯磨き粉やマウスウォッシュを使っても、その時だけすっきりするものの、すぐに効果がなくなります。
色々試しても口臭が治らない人の多くは、原因は口の中ではなく腸にあるのです。
口臭が腸と関係あると言うのは、食べ物を考えると分かりますよね。
例えば、前日にニンニクたっぷりの餃子やアルコールを飲んだ時、朝口臭が気になりますよね?
げっぷをするとまだ臭いが残っているなんてことも・・
自分では気づかなくても、周囲の人から口臭を指摘されることもあるかもしれません。
また、胃や腸の調子が悪い時や病気の時は独特の口臭がすることがあります。
私が子供の頃は、調子が悪いと母に「息を吐いてごらん」と言われました。
私がハ~っと息を吐くと、母はそのにおいを嗅いで「病気のにおいがするね!」と言って熱を測ってくれた記憶があります。
この方法は、今は私が子供に使っており、調子が悪いとすぐに独特の病気臭がするので分かりやすいのです。
以前、友達の子供からこの病気ににおいがしたことがあり、「○○ちゃん、具合悪い?」と聞いてみたところ「うん」」と答えました。
熱を測ってみるとやはり熱があったのです!
人間の体は病気をすると胃や腸の調子が悪くなり、口臭にも変化が出るのです。
このように、口臭は口の中のトラブルだけではなく、腸に原因があることがとても多いので、何をやっても解消しない人は、腸の機能を高めることが大切かもしれません。
解消法
それでは、口臭はどのように解消したら良いでしょうか?
実は、歯ブラシや歯磨き粉で口臭を改善に解消することはできません。
一時的には臭いをごまかせるかもしれませんが、一日に何度も殺菌してしまうと、口の中に必要な菌までいなくなってしまいます。
口の中が原因の場合は、唾液をたくさん出すことで解消することができます。
顎に唾液腺があるので、それをマッサージすることで、年齢と共に減少してしまう唾液を出すことができます。
また、ガムをかむことで唾液がどんどん出てくるので、口臭予防につながります。
口の中がべたついている時は、唾液が不足している証拠です。
意識して唾液を出すようにしましょう。
また、腸が原因の口臭は腸が汚れている可能性があります。
特に便秘の人は悪玉菌によって悪臭が出ている可能性があり、早めに腸内環境を整えた方が良いでしょう。
腸内環境を整えるために一番大切なのが食生活です。
善玉菌は多ければ多いほど良いと思ってる人がいますが、実はそうではありません。
善玉菌と悪玉菌、そして他の菌とのバランスがとても大切で、それをお花畑に例えたのが腸内フローラです。
腸内フローラがきれいな人ほど、バランスが良い腸を持った人と言え、寿命にまで影響を与えるのです。
バランスの良い食生活と適度な運動が大切で、飲酒や喫煙は悪影響をあたえるので、できるだけ避けるようにしましょう。
また、乳酸菌も腸にはとても良い成分なので、ヨーグルトや発酵食品を積極的に摂るようにしましょう。
口臭は、体のバロメーターともいえるものです。
健康的な体を手に入れて、口臭を退治しましょう!
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