本当は怖い便秘の話

腹痛

便秘は誰でも起こることで、あまり深刻に考えていない人が多いようです。

特に若い人はファーストフードやレトルト食品に頼った食生活で便秘になりがちです。

酷い人は1週間以上便が出ないのが当たり前で、苦しくなったら便秘薬でまとめて出すのを習慣にしている人までいるのです。

何をやっても便秘は解消しない、遺伝だと諦めている人も・・・

最近は、便秘についての研究も進んでおり、専門外来まであります。

便秘解消グッズや書籍も人気ですが、ネットなどによって情報も溢れています。

そのためか、便秘が病気のサインかもしれず、普通の便秘ではない危険な状態もあり得ると不安になる人も。

確かに、何らかの病気が原因で便秘になることもありますが、逆に便秘を放置することで便秘になることだってあるのです。

便秘はとても身近なもので、お腹が苦しい、痛いなどの症状があっても、それが病気につながるなど考えることはないはずです。

私自信、長く便秘で悩んできましたが、先日その話を耳にし、もっと真剣に自分の体と向き合わなくてはならないと反省しました。

便秘が原因で命を落とす大きな病気になる可能性だってあるのです。

これって、とても恐ろしいことですよね?

もし、自分が便秘を放置せずに早く解消していれば、いくらだって防ぐことができるのですから。

腸閉塞の症状

救急車

便秘が原因の病気に腸閉塞があります。

よく耳にする病気ですが、実は最悪の場合は命を落とすケースがあります。

腸閉塞は何らかの原因で腸の一部が塞がり、便が排出されずに溜まり、吐き気や腹痛、お腹の張りの症状が出ます。

放置すると便の圧力で腸に穴が開いたり、破裂することがありとても危険です。

便秘だけが原因ではなく、何らかの病気の後遺症や老化、薬の副作用なども挙げられます。

治療は、食事と水分摂取を制限して自然に腸の圧を下げる方法と、すでに重症だと判断された場合は手術を行うこともあります。

便はたまるほどに水分がなくなり、石のようにカチカチになることがあります。

石が腸を塞ぐと考えてみてください。

新しく作られた便は先に進めずにどんどん腸内にためってしまい、破裂しそうなくらい膨らむ様子が想像できるはずです。

若い人は体力があるから大丈夫だと思いがちですが、健康で若い人にも起こる病気です。

ですから、便秘はなるべく早く解消するように努力し、万が一お腹が張って苦しい、いつもと違う傷みがあると感じた場合は、便秘薬を服用せずに病院を受診するようにしましょう。

他にもある、便秘が原因の病気

腸閉塞のように、便秘が原因で最悪の場合は命を落とす可能性がある病気になることがあります。

他にもいくつか、便秘が原因の病気があります。

・痔

命に関わることはほとんどありませんが、生活に支障が出やすく、特に女性の場合は病院を受診するのが恥ずかしいため、悪化することが多いようです。

痔が悪化すると、椅子に座ることも困難になり、トイレに行くたびに出血することがあります。

・大腸ポリープ

大腸にできるおできのようなもので、放置すると大腸がんに変異するタイプがあるので、注意が必要です。

・アレルギー

近年急増しているアレルギー症状(アトピー、花粉症、鼻炎)なども、便秘が原因だという見方が増えています。

もちろん体質もありますが、便秘によって悪玉菌が溜まると、毒素が血液によって体中に運ばれることで症状が出ます。

他にも、ニキビやむくみ、頭痛、食欲不振など健康に良いことは一つもありません。

便秘は万病の元とと考え、なるべく早く改善する努力をしましょう。

腸閉塞(イレウス)とは?

腸

腸閉塞という病気を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?しかし、聞いたことはあるけどどのような症状で何が原因なのか知らない人がほとんどです。

意外と多い病気という印象があるため腸の機能が低下し便秘や腹痛を起こす程度の病気だと勘違いしている人もいるかもしれませんが、腸閉塞は自然に治るものではなく命の危険もある怖い病気なんです!主な症状は激しい腹痛、嘔吐、膨満感で腹痛は最初は激しい痛みだったものが、徐々に和らぎまた激しい痛みが襲ってくると言った波があるのが特徴で、これが腸閉塞の症状だと知らない人が多いため発見が遅れるケースも多いようです。

嘔吐物は最初は胃液など透明ですが症状が進行してくると腸の中のものが逆流してくるため下痢のようなものに変わり、腸の一部が圧迫されているため中の便が逆流するので悪臭がするため、さすがに胃腸炎や食べ過ぎとは違い危険な状態だと自分でも分かるはずです。

腸

腸閉塞が起こる原因はいくつかあり何らかの病気で腹部の手術を行った経験がある人が腸と腸壁、腸同士の癒着が起こりますが、その部分が折れ曲がったりねじれたりすることで腸が狭くなるタイプが一般的で、他には高齢女性に多い体の様々なくぼみに用が入り込むことで起こる腸閉塞、便秘が原因で起こる腸閉塞などがあります。

治療法はこれ以上癒着することを防ぐために開腹手術はなるべく避けるようにし保存的治療が一般的ですが、緊急の場合はすぐに手術が必要な場合もあります。

飲み物や食べ物を中止し腸の機能を高める方法で、一週間ほど様子を見ても回復傾向にない場合や緊急を要する場合は手術を行う場合もあり、重症化すると腸がねじれたり癒着がひどくなり腸がほとんど機能しない状態になるため血流が遮断されたり腸の一部が壊死するなどの危険があり、早急に治療を始めることが大切です。

腸閉塞は予防が難しいと言われており、普段と違う腹痛や吐き気、膨満感がある場合は我慢せずに受診するようにしましょう!緊急の処置が必要な場合もあるので、夜や休日は診察時間まで待たずに夜間診療などを利用し、痛みや吐き気が強い場合はすぐに救急車を呼ぶようにします。

特に小さなお子さんは自分の症状を訴えることが出来ない場合はありますので、明らかにいつもとは違う腹痛や下痢、嘔吐などがある場合はすぐに受診しましょう!子供の体は未熟な部分が多いので、手術経験がない子でも何らかの原因で突然腸閉塞を起こす可能性があるのです。

小さい子供からお年寄りまで発症する可能性がある病気ですので、家族が腸閉塞の症状を知っておくことがとても大切なことではないでしょうか?