腸閉塞(イレウス)とは?

腸閉塞という病気を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?しかし、聞いたことはあるけどどのような症状で何が原因なのか知らない人がほとんどです。

意外と多い病気という印象があるため腸の機能が低下し便秘や腹痛を起こす程度の病気だと勘違いしている人もいるかもしれませんが、腸閉塞は自然に治るものではなく命の危険もある怖い病気なんです!主な症状は激しい腹痛、嘔吐、膨満感で腹痛は最初は激しい痛みだったものが、徐々に和らぎまた激しい痛みが襲ってくると言った波があるのが特徴で、これが腸閉塞の症状だと知らない人が多いため発見が遅れるケースも多いようです。

嘔吐物は最初は胃液など透明ですが症状が進行してくると腸の中のものが逆流してくるため下痢のようなものに変わり、腸の一部が圧迫されているため中の便が逆流するので悪臭がするため、さすがに胃腸炎や食べ過ぎとは違い危険な状態だと自分でも分かるはずです。

腸

腸閉塞が起こる原因はいくつかあり何らかの病気で腹部の手術を行った経験がある人が腸と腸壁、腸同士の癒着が起こりますが、その部分が折れ曲がったりねじれたりすることで腸が狭くなるタイプが一般的で、他には高齢女性に多い体の様々なくぼみに用が入り込むことで起こる腸閉塞、便秘が原因で起こる腸閉塞などがあります。

治療法はこれ以上癒着することを防ぐために開腹手術はなるべく避けるようにし保存的治療が一般的ですが、緊急の場合はすぐに手術が必要な場合もあります。

飲み物や食べ物を中止し腸の機能を高める方法で、一週間ほど様子を見ても回復傾向にない場合や緊急を要する場合は手術を行う場合もあり、重症化すると腸がねじれたり癒着がひどくなり腸がほとんど機能しない状態になるため血流が遮断されたり腸の一部が壊死するなどの危険があり、早急に治療を始めることが大切です。

腸閉塞は予防が難しいと言われており、普段と違う腹痛や吐き気、膨満感がある場合は我慢せずに受診するようにしましょう!緊急の処置が必要な場合もあるので、夜や休日は診察時間まで待たずに夜間診療などを利用し、痛みや吐き気が強い場合はすぐに救急車を呼ぶようにします。

特に小さなお子さんは自分の症状を訴えることが出来ない場合はありますので、明らかにいつもとは違う腹痛や下痢、嘔吐などがある場合はすぐに受診しましょう!子供の体は未熟な部分が多いので、手術経験がない子でも何らかの原因で突然腸閉塞を起こす可能性があるのです。

小さい子供からお年寄りまで発症する可能性がある病気ですので、家族が腸閉塞の症状を知っておくことがとても大切なことではないでしょうか?

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